商品説明
“円空 Audio” の Line Cable 作品群にあって
究極のゴージャスさとリラックスした空気を演出する 美しい音質と表現力を持ちます。
豊潤でゴージャス極まりない空間美と
繊細で超しなやかな肌耳触りを併せ持つ
極感度を高次元で融合させた奇跡の逸品です。
この「Heavens sky -‖」の設計コンセプトとして、音源の超微細な情報を余す所なくステレオ空間に開示できる超高感度なケーブルであること。と同時に 今まで聴いたことのないハイスピードで、しかもタイトで量感のある音質、絹のようにきめ細かくなめらか・しなやかな肌触り、そして最高の分解能と音場の広がりを目指しました。つまり、完成度の頂点を目指して設計に挑んだというわけです。
設計と部材の選定は 長時間のヒアリングテストの中 膨大な種類のヴィンテージ・ワイヤーを次から次へと試聴することから始まりました。そして 結果的に見事な最高峰ワイヤリングのパラレル・コンビネーションを見つけ出すことに成功いたしました。詳しくは後述するとして、今回のワイヤーの要は、1870年代に製造された2重逆巻き緑絹の単線です。この奇跡の音質を持つ単線をHOT側、GND側双方の適所に配置することによって、かつて耳にしたことが無いレベルの 真のハイエンドなケーブルが生まれることとなりました。勿論、このケーブルのずば抜けた解像度や微細な情報を異常なまでに引き出す能力は、他にもすばらしい才能を持つ入手困難なヴィンテージワイヤーが奇跡のパラレルパターンで接続されていることがゆえの 言わば「珠玉の結晶」によるものです。
まず 構造的な事柄では・・・
何よりも今回は、前述の通り 円空Audio 秘蔵の1870年代の見た目も本当に美しい緑絹巻き単線を登用したことに端を発しております。当時のマニュファクチャーの技術レベルと部材そのものの贅沢さには本当に驚くべきものがあります。まず、現代ではコスト的にも部材的にも(絹の質や染色技術と銅線そのものの銅山から掘り出されたVirgin metalであることなど・・)絶対に製作不可能なものであることに溜息さえ出るほどです。その音色ときたら、単体での実験でもまるで聴いたことの無いウルトラレベルの感度と 何とも説明する言葉が見つからないほどの芸術性と申しましょうか・・・20世紀初頭のものとも全く次元の違う音質に唯々驚嘆いたします。この桁外れな現代には全く無くなったものすごい伝導性能を活かして最高のケーブルを作るというのが事の発端とも言えます。GND側では、基本的に12本の単線が、パラレル接合されております。中央部に位置する「センター・コア(強力に質量のある部分)」だけでも3wayパラレル構造となっておりまして、それとは別の経路で中高域を担当するワイヤーが2way走っております。そのいずれも前述の1870年代のワイヤー含め1880年代の強烈なスピード感を創出する名ワイヤーや1930年代までの黒エナメル単線などが、ここぞという配置で惜しげもなく使われています。ハンダは一切使わない高い技術によって構成されていることも特徴のひとつです。GND側は、ケーブル作りの「要」と 円空Audio では考えております。たしかにHOT側の部材では、ケーブルそのものの表層的なキャラクターが決定されるとも言えますが、そのすべての品位と骨格・エネルギー感などなど重要な根底を支えているのは実はGND側なのです。GND側が稚拙なケーブルはシャーシーとサスペンション周りがダメダメの自動車の様なものです。F-1クラスのポテンシャルをケーブルに反映するにはそれ相当な洞察力とセンスと見極めによるGND側の設計は大前提となってきます。円空Audioでは、どのような ケーブル開発においても、まずはGND側から設計をスタートさせるのは上記のような理由からなのです。電気・電子の流れは深淵です。実際のところ何が本当に起こっているのかなど論理的には説明できないのが真実です。しかし、我々人間の可聴範囲での音波としての認識と見極めは可能です。その実践的な結果を積み重ね融合させていくのがケーブル作りの基本だと感じます。そして 今回は珠玉のGND側のコンビネーションが完成いたしました。
更にHOT側は、これまた20世紀初頭の22AWG単線を主軸としておりますが、ここにも惜しげもなく投入された1870年代の単線の存在があり、トータルで5wayのパラレル接続の構造となります。HOT側には 2箇所のみハンダを使用しております。そのハンダの選定もそこら辺の古いKESTERやDUTCHBOYなどの通常ハイレベルと言われるものとは無縁の「超弩弓のハンダ界最高の逸品達」が INとOUTに適した選定でそれぞれ使われております。そのハンダのみの素の音色だけでもブっとんでしまう音質と解像度を持っております。
音質としましては・・・・
テキストではとても表現できない次元の音質なのですが、敢えて申し上げますと、聴いた瞬間に そのしなやかでワイドな空気に「クラクラッ」となり、次の瞬間 瞳孔が開いたように目の前が明るくなります。そして2〜3秒も経たずに、「いや、こんな高解像度な音質はいままで聴いたことないし、なんだ?この見透しの良すぎる空間は!!」ってなことに必ずやなります。その最初の2〜3秒の驚きの後は、極楽天界モード全開です。何の音源を聴いても、今まで知らなかった微細な音や気配を思う存分楽しんでいただけると存じ上げます。ジャンルの向き不向きは このケーブルにはありません。ヴァイオリンやチェロのソロから室内楽、交響楽、オペラ、フォーキーなもの、民族音楽、音響派ロック、JAZZ、RAP、シャンソン、果てはハードロック、グランジまで・・・すごいことになります。今まで聴いたことの無い高次元の体験領域に入っていきますので、もう後戻りはできないと申し上げます。それほど、希有で奇跡を起こせる「特別な装置」なのです!!!
「円空 Audio Lab.」の作品が、海外などの超高額なメーカーの高分解能ではありますが作為的な音質や芸術性に欠いた温度感の無い音質とは異なる、実に自然でストレートで驚異的なヌケとスピードと高次元での分解能を実現しているのは、このような特別な才能に溢れたヴィンテージワイヤーの配合と接合部分の特殊技術の結果であると申し上げます。この度 ご紹介する この「Heavens sky」は、その中でも最上位のポテンシャルを持つ作品であること最後にお伝えしたいと思います。
お客様からのすばらしいフィードバックです。必見
T様より
(このユーザー様は円空のエントリーモデルStudio Alpha-1、
更にSPケーブルDesperadoも愛用されております。)
お陰様で毎日、すばらしい音楽に接しております。
早速ですが、Heavens skyのすばらしさについて報告いたします。
Studio Alpha-1より中音域~低音域が厚く充実したことで
全域にわたって音に濃蜜さが加わったようです。
再生帯域が高域、低域ともさらに広く伸びて感じられますし、
とても充実感の強い音と感じます。
空間の表現力は音場の広さ、奥行きの深さとも一段とすばらしく
音場と云うより演奏空間の空気を再現している感がします。
音のスピードが速く、定位が明確ではっきりした音であるのに
キツさとは無縁の柔らかく芯のある音は
生の楽器を彷彿とさせてくれます。
今まで録音があまり良くないと思い聞く機会の少ない
EMI版ベートーベンチェロソナタ3番、
デュプレ&バレンボイムをかけて驚きました。
ケーブル1本でこれほどの違いがあるとは。
40年以上前の録音であるのに、
生き生きとして楽器と周りの空気まで感じ取れるではありませんか!
その美しく気品の漂う音にデュプレの素晴らしさを再認識しました。
大公トリオ3楽章、デュプレ&バレンボイム&ズーカーマン
さらに圧巻です。
3人が見えるような定位と距離感、圧倒的濃密な音色、
演奏空間を満たす直接音と残響音、
まるで演奏会場に居るような感じです。
最後に、Heavens sky+Desperado(円空SPケーブル)について・・・
私の手持ちの機器との相性もあるのでしょうが、再生される音は、
とげとげしさ、歪み等が感じられない自然さで、
これはもう電気で増幅された音ではありません。
特性的にはフラットでは無いと思うのですが、
其の事が音楽を美しく、心地よく、楽しく、立体的に
聞かせることに繋がっているのは
凄いことと思います。
アンプを替えてみても音色に微小な変化(アンプの個性)があるだけで、
基本的な音色に変化はありませんから、
ケーブルがアンプを上手く制御して音を整えていると言うことでしょう。
ケーブルも機器と言うのがよくわかります。
山口県F.S様より
Heavens sky RCAケーブルをブリ-パワアンプ間に繋いでCDを聴いてます。
なんともいえない音に満足してます。
音楽を堪能してるって感じです。
試聴レポート
THE BEATLES / ABBY ROAD 1曲目 / Come together
今回の試聴は、DACのアウトからプリアンプのインプットまでの経路として使用してみました。
昇天! 鳥肌!!まったく知らなかった驚異のBeatlesに遭遇!!
あの「Come together」です。
それが ここまで深く細かい情報量が入っていたとは!!
少なくとも46年は聴いているこの曲。
いやあ〜、こういう音色というかトーン・バランスで
録音・ミックスされていたことを今まで知りませんでした。
まず何はなくともPAULのBASS・・・
私も 何を隠そう 同じ60年代後半のFender Bassman 50という
ベース・アンプを持っておりまして、サントラ音楽の制作や諸々の楽曲制作の
折りには、その抜群のドライブ感を記録に治めているわけですが、そのアンプ
のニュアンスを知る者として、完璧にこれがFender Bassman 50の音場でしょう!
という再生力をオーディオ再生では初めて体感いたしました。ブンブンです。
このBassの音色が、正しい!!Abby Road Studioで鳴っていたそのものが
味わえます。これは、長きにわたって同じ楽器を使ってきた者が知る認識です。
ヘフナーベースがすごいニュアンスで迫ってきますよ。地鳴りします!!
驚きはそれだけではありません。
ジョンレノンのヴォーカルにかかっているEcho成分に関して・・・
またまた驚き!完全に新たなる発見がありました。
所謂、テープエコーによるEcho成分が プレスリーの時代で確立された
手法と似たショート系のディレイの感じでヴォーカルに
かかっているのは知っていましたが。
その実態というか、Echoの減衰の奥の奥の情報まで聞けたことありますか?
わたくしは、初めて完全なF.Bの回数まで細かく知ることができました。
というか、聞いたことの無い微細な情報が克明に聞こえてくるのです。
驚異的な超好感度としか言いようがありません。
次に、ギターの音色。
いやぁ〜、わたくしはギタリストですし、元来ヴィンテージギターしか使わない派
なのですが、この音色の表現力には舌を巻きました。やっぱりジョンの弾くエピフォン・
カジノの影響力たるやすごいものがあります。存在感がすごい!一方、ジョージは、
このセッションでは、レスポールでしょうか?熱い温度の高いプレイを見せていますが、
これがまた、ものすごく大きな存在感とキレ味を見せてくれます。まったく凄い音像。
これこそ、全体のボリュームを2〜3db上げた感覚を味わえます。
ロックンロールはこうでなくっちゃ!!!
そしてリンゴのドラムのタイトさ。
多分、キットとしては、あのレットイットビーと同じラディックのメイプルシェルが
使われているようなサウンドだと思いますが、タムタムの響きをミュートする為に
貼られた打面のテーピングのうまさが伝わるドラムのヌケの良さは絶品。
しかも、あの変則なリズム・パターンの中で、ハイハット・シンバルが
これほど高域の気持ちよさとキレ味を伴って歌ったものを
今の今まで聴いたことがありません。
A.ジルジャン製のシンバル、この時代はすごく良いですね。
それがステレオ空間に完璧に表現されています。
しかも、楽曲の 最後のFade Outの最後の最後までクッキリ聞こえます。
ここまでのクリア感は、本当に初めてのことです。
これは、絶対聴くしかないと思います。
すごいBEATLESと 出逢うことになります!!
そう!本当の Meet The Beatles なのです。
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HOLST The Planets / Jupiter / London Synphonic Orchestra
比類なき高解像度と各楽器の超絶なセパレーションが生みだす
ウルトラワイドな空間。見事なパースペクティブ!
壮大かつ雄大な世界!!
奥深すぎて、気絶しそうでした。さあ、聴いてみてください!!!
ホルストの惑星に関しましては、実は気に入る演奏が少なくて、このアルバムに
おけるJupiter「木星」は、某所にトランペットなど金管楽器のミストーンはあるものの
なかなかの名演だと感じて35年ほど聴いております。スコアを検証するときも、
この音源を頼りに譜面を解釈することが多い、つまり隠れた名盤だと感じております。
結果、そこそこのオーディオシステムで聴いてもかなり楽しめるということなのです。
だぁ〜〜が、ですよ。だぁ〜が!!
「Heavens sky」が響かせる「木星」は、全く別物なのでした。
そもそもこのEMI盤の録音状態は、音像空間を少しばかり曇らせる薄いベールのような
何かが音像の前面にあって各楽器の立体感や存在感を少し遠いものにしているんです。
言わば、演奏は実にすばらしいのに クリアな実態感が 味わえないもどかしさがあって
かなりの名演ですが、今まで 円空 の試聴レポートにも載せなかった経緯があります。
ところがですよ!
「Heaven sky」にかかれば、ありゃまあ、その曇り空のベールは完全に剥がれ落ち、
見事なまでの各楽器のパワフルかつ繊細な実態が浮かび上がりました。勿論ですが、
その定位やワイドな周波数帯域は、このケーブルがとてつもないポテンシャルを持って
いることを瞬時に悟らせてくれるものです。とにかく細かいディテールから朗々と歌う
チェロを軸としたあの中間部の有名なメロディー、そして後半のトゥッティー、
フォルティッシモにいたる部分も、最高の分解能と実在感、フレンチホルンの
ボケのないクリアな音像は左側から見事に歌い、トランペット・コルネット、
トロンボーンやスーザホーンの音色とスピードは右サイドからマックスで
ぶっ飛んで再生されます。いやあ、目の覚める、しかも音像の安定感が半端ない。
どんな繊細な音も、どんなパワフルなアンサンブルも、とにかく揺らぎのない
腰の据わった定位で実に克明に音波として表現されます。
しかも、スピーカーから前に飛び出す各楽器の音離れ感と
パワーには耳を疑うほどの感動があります。
これは、最高の「惑星」を聴いていることに間違いはありません!
驚きのダイナミクス!!究極の明瞭度!!
名演はやはり本当に凄かった。
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NATALIE COLE / UNFORGETTABLE 1曲目
聴いた瞬間 瞳孔が開き 耳を疑う超高域の心地よさが!!
こんなウルトラハイを聴いたことがありません!!
天国的な上昇気流でもって 最高の見透しを味わう、
もう、のっけからストリングスのヤバイほどのシルキーな
調べとともに 信じられないほどのエアーの質量が注ぎ込まれます。
ドラムスのブラシ、ハットのバックビートの空気の音まで
こんなにクリアに録音されていたとは。
いやいや、そんなレベルではない。
ウッドベースの驚異的な実態感。
こんなにもスタジオに自然な反射音がウッドベース音にもあったとは!
意外にオンマイクの成分が7割くらいを占めていると思っていたのは
わたくしだけでは無いと思いますが、実は、スタジオ全体のマルチマイク
で拾われたウッドベースの音が隠れていた!!それが見事に表現されました。
音像が2段も3段もワイドに広がったのは、このように各楽器のアンビエント
が、すべて可聴範囲として何も逃さず表現されていることに起因するのです。
どんな瞬間も全く崩れることないすばらしい音場と分解能!!
ヴォーカルに至っては もうこの世のものではない。
極上 なめらかで優美な声質は最高レベルです。今まで聴いたことがありません。
あと驚くのは、あまりにも微細な音が崩れることなく聞こえるので、
歌詞の発音内容の細かなニュアンスがすべて理解できるではありませんか!
これは、全く今までと聞こえ方が違う!!
本当の驚きと魅力は!!
音像・・・所謂 ステレオ空間の中に存在いたします。
つまり、左側に集まったファースト&セカンド・ヴァイオリン群や
ドラムのハイハット(足踏み)、ハープ、など、右側にあるヴィオラ、チェロ、
コントラ、ピアノ、シンバルレガート、そして両チャンネルの間を波打つ
シンバルレガートのリベットによるシンバル残響や、ほぼセンターに位置する
ブラシによるスネアの超高域など、それらの立ち位置、つまり前後
のパースペクティブ(距離感)が 完全に見えてしまう驚異的な空間表現力!!
このソースの録音レベルで、これは驚異的です。
前述の「ホルスト/惑星」でも同様のことを体験いたしました。
つまり、スタジオが巨大で大編成のアンサンブルになればなるほど
その驚異的分解能の真価が発揮されていると感じます。
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RANDY NEWMAN / SONGBOOK 1 1曲目
大編成のオケでは、その驚異的な分解能が、各楽器のセパレーションを
浮き彫りにして、あまりにクリアな夢心地の世界に引き込んだ
孤高のケーブル「Heavens sky」でした。
では、Randy Newmanのようなピアノ & ヴォーカルのみの世界では?
ヴェリーイントロダクション、半秒ほど感じる特に右チャンネルのフェーダーから
立ち上がるおそらくEMTプレートリヴァーブのヒスノイズ。これは、半秒後に始まる
ピアノの素晴らしく自然体の転がる音色にエコーがかかることに貢献しているゆえの
システムノイズ・・・これがイントロダクションだけのものなのです。イントロが終わり
歌の本編に入るピアノ・フレーズがリズムを刻み始める瞬間、このシステムノイズは
スイッチングによりミュートされてなくなります、そして、そこからは、割に短めの
エコーがほんの僅かにピアノにかかるかかからないかのおそらく25畳程度のブースの
残響に変わります。かなりデッドな音響です。そして、いよいよヴォーカルの登場。
これも、ほんの僅か、EMTプレートリヴァーブ系のエコーはあるものの、ほぼオンマイク
の音がフューチャーされています。もう、ゴージャス極まりない時間!
すばらしいの一言です。
更にもっと細かな実況をいたしますと・・・
ピアノの高次倍音が、あまりにも克明に空間に出てきますので、
量感のある低域も本当に締まりのあるタイトな音質で、ピアノが
本当に良質なフルコンであることが実感できるとともに、こんなにも
分解能が高いと、内部和声が手に取るように理解できる。つまり、
ピアニストの方も超ハイレベルで彼がどの鍵盤をどんな力で弾いているか
を、即時に理解できることを意味します。ものすごいですよ、この分解能。
そして、最も驚異的な事はふたつ!!
ヴォーカルの表現力と情報量。
マイクの前の彼の表情が感じられる・・・
WAO!!! 彼の人生が・・・デカダン、人間関係、社交界、彼の住む退屈な世界、
孤独感、絶望感、寄る年波・・・これは、ハリウッド・セレブのブルーズ。
へぇ〜、人の悩みも色々ですねぇ。
いやあ、音楽を通して 心の痛み・乾きが染みてきます。
彼の喉の奥の細かな呼吸の鳴りまで克明に捉えたこの録音は、
実はそれをオーディオ再生できた時点で、彼の人生の一場面に直接遭遇した
感覚を味わってしまうことになりました。共鳴が起こります。
いやぁ〜、ものすごい作品だ、これ。
「Heavens sky」を作るまでは体感として知らなかった。
「セレブの憂鬱」というタイトルの真実のドラマ。
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/
Debussy_ Ibéria (Images For Orchestra, No2) / Detroit Symphony Orchestra_Paul Paray
ドビュッシーの著名な交響曲。
そして、Mercury盤としての超ハイレベルな演奏
さて如何に!?
中でも、このIbériaは、現在のスペインやポルトガルを含むイベリア半島を
題材に インスピレーションを働かせ書き上げたものです。
そして短い時間のうちに比較的展開があり短いシーケンスごとに多様な実に変化に
富んだ楽器のダイナミクスのある複雑な構成のスコアですが・・・
さて、「Heavens sky」 で 試聴すると・・・
なにか、ものすごく精密で濃密で完璧な音楽が目の前に展開されています。
いやいや、解像度 ここに極まる ですね。
ここまでクリアでな解像度とケタはずれの音像と定位を信じがたい忠実性をもって
表出されると、それは、全く未知なる体感に鳥肌が立ちっぱなしになります。
こんなに「爽快感」「流麗な調べ」を体感できたのは 初めてのこと・・・
クラシック・・・
ここまで魅せてくれるケーブルをわたくしは知りません。
こんな演奏を聴いてしまったら、ほんと、
オーディオライフが根底から変わります。
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Kieth Jarret / My Song
演目が始まった途端に気づく 最上級の「品格」の高さ。
何かしら 自分自身の意識が 高みに上昇したようにも感じるほど。
HI-fI という言葉は、実はこういう体験のことを指すのだと思います。
どこまでも深くそして素早い倍音の広がりを感じさせるヤンガリバルクの
カーブド・ソプラノサックス。まるで中近東の民族楽器にも精通するような
独特の音色は、「Heavens sky」によって昇天いたします。
ドラム芸術の天才 ヨン・クリステンセンのシンバルワークの妙は、
余す所なく、しかも決して滲むことなく克明に優しく広がり、
その細やかさに唯々 心の平和を感じざるを得ません。
何よりもキースの鍵盤のタッチの絶妙さは
本当に小気味よく転がる宝石のような音色を持ちます。
知っていましたか?
楽曲の中間部、キースの静かなソロ部分の前半 4小節目のケツで
一発、スイッチングというかコンソール系の電気系統の「パチン」というノイズがあります。
同様にソロに入って14小節目の2拍目あたり、定位の左の辺りに、
誰かが物(小さなパーカッションか何か)を落としたような
いや、多分 位相的にはヨンクリステンセンがフロア・タム辺りで出したような
ノイズ!エコーもかかって「カシュッ」って入っていることを。
その前には、ヤンガリバルクのサックスの吹いていないが指を動かすパペットノイズが
けっこうな音数で確認できますよ。空気の音ですね。
気配が全部出てきます!
おお!って感じ。あの完璧な録音を誇るECMも
わたくしが東京のスタジオでレコーディング時に体感するハプニングと
同様のことが起こっているという 「笑い」 を体験できました。
「Heavens sky」
円空Audio Lab が 製作したにもかかわらず、
そのポテンシャルに 私達は 本当に驚いております。
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Line Cable
「Heavens sky」RCA仕様 1mペア
全長1mのペア商品です。
PRICE:178,000円 (税込み/送料無料)