円空 Audio

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Line Cable
Space-Time Distance - RCA

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商品説明

驚異的なダイナミック・レンジと静粛間。
とてつもない情報量と今まで味わったことのない音速スピードを併せ持つ
極感度を高次元で融合させた奇跡の逸品です。

この「Space-time distance」は、音源の超微細な情報や空気感を余す所なくステレオ空間に開示できる超高感度なケーブルであること。さらに 今まで聴いたことのないハイスピードで、しかもタイトで量感のある音質、絹のようにきめ細かくなめらか・しなやかな肌触り、驚異的な濁りの無い超低域。そして最高の分解能と音場の広がりを目指しました。つまり、ラインケーブルの完成度の頂点を目指して開発されました。

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お客様からのすばらしいフィードバックです。必見

mT様より
(このユーザー様は円空のエントリーモデルStudio Alpha-1、
Heavens sky、更にSPケーブルDesperadoも愛用されております。)

凄いですね この自然さは。
Heavens skyですら何か作為を感じてしまう程の音楽を奏でてくれます。
高域はさらに繊細に描きわけられるように進化したようで、
伸びる高域と言うよりは質感追及の凄さを感じます。

ヴァイオリンなど、弦に当たる弓の角度の違いによる
音色の描き分けまでできるようでありながら、
窮屈さとか堅苦しさの無い寛いだ音を楽しめます。

低域はおっしゃるように、さらに深く沈み込むように増強され、
ピアノでは筐体を揺るがし、弦の上を走る音が
空中に拡散して減衰する様は、ピアノ好きには堪らない快感です。

オケでは広大な音場をつくるのに効果が大きいようですね。

全体的には、懐の深い、余裕のある鳴らし方と思われ、
音の厚みとか温度感が音楽をゆったりと感じさせます。

音場は、
ホールトーンが多いのに楽器の直接音との混濁が感じられず、
奥行きが以前より深く感じられ、
左右の広がりも一回り大きくなったようです。

トランジェントの良さが大きく影響しているのでしょうね。

ジェシーノーマンの歌うグノーの悔悟、素晴らしいです。
力を溜めた柔らかい、深い情感の籠った声。

はじめからこのような素晴らしさですから、
エージングが進んだ頃にはどんな事になるのでしょう。

とても楽しみです。

mT様より 更に詳しいレポートを頂きました。

ご無沙汰いたしました。

STDをDAC→プリ間に入れ100時間程経ちました。
音質、音場の向上は目を瞠るものがあります。

交響曲、協奏曲の編成の大きな物では
軽やかで重心の低い十分な低域に支えられ、
今までより遥かに深く広い音場空間が
60立法メートルの空間でも感じとる事ができます。

ベートーベンのP協1番、
ミケランジェリ&ジュリーニ・ウイーンのライブ録音
1楽章が終わり、聴衆のざわめきの後、一瞬の緊張の沈黙のあと
ピアノの弱音で始まる第二楽章の美しさ、木管の質感のすばらしい
音との掛け合いの見事さ、曲が終わり聴衆の拍手の渦は
自分も同じ空間に居るような感覚におそわれます。

室内楽、器楽、声楽等編成の小さいものではスピーカーの存在が消え、
演奏しているステージが出現します。
奏者の位置の明確さ、各楽器の距離感、演奏空間の空気感、
完璧と言っても良いでしょう。

アッカルド、ガゾー、ムニエ、ペトラッキによる
ロッシーニの弦楽ソナタ4重奏版、
4人の奏者が見えるようで、
奏者の間の空間にみちる空気まで感じることができます。
バイオリンのコントラバスの響きなど
言葉では表せない素晴らしさです。

幸田浩子、イタリア&フランスオペラアリア集
チャーミング、清らか、温かさ、透明さを兼ね備えた美声が
目の前に現れます。

構わぬ夢と半ば思いつつ、
演奏者の気配、楽音の生命感、
演奏空間の空気感等を追い求めて来ましたが、
円空ケーブルに巡り合いすべてが叶えられたようです。

試聴レポート

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THE BEATLES / ABBY ROAD 1曲目 / Come together

今回の試聴は、DACのアウトからプリアンプのインプットまでの経路として使用してみました。

昇天! 鳥肌!!まったく知らなかった驚異のBeatlesに遭遇!!

あの「Come together」です。
それが ここまで深く細かい情報量が入っていたとは!!
少なくとも46年は聴いているこの曲。
いやあ〜、こういう音色というかトーン・バランスで
録音・ミックスされていたことを今まで知りませんでした。

まず何はなくともPAULのBASS・・・
私も 何を隠そう 同じ60年代後半のFender Bassman 50という
ベース・アンプを持っておりまして、サントラ音楽の制作や諸々の楽曲制作の
折りには、その抜群のドライブ感を記録に治めているわけですが、そのアンプ
のニュアンスを知る者として、完璧にこれがFender Bassman 50の音場でしょう!
という再生力をオーディオ再生では初めて体感いたしました。ブンブンです。
このBassの音色が、正しい!!Abby Road Studioで鳴っていたそのものが
味わえます。これは、長きにわたって同じ楽器を使ってきた者が知る認識です。
ヘフナーベースがすごいニュアンスで迫ってきますよ。地鳴りします!!

驚きはそれだけではありません。
JOHNのヴォーカルにかかっているEcho成分に関して・・・
またまた驚き!完全に新たなる発見がありました。
所謂、テープエコーによるEcho成分が プレスリーの時代で確立された
手法と似たショート系のディレイの感じでヴォーカルに
かかっているのは知っていましたが。
その実態というか、Echoの減衰の奥の奥の情報まで聞けたことありますか?
わたくしは、初めて完全なF.Bの回数まで細かく知ることができました。
というか、聞いたことの無い微細な情報が克明に聞こえてくるのです。
驚異的な超好感度としか言いようがありません。

次に、ギターの音色。
いやぁ〜、わたくしはギタリストですし、元来ヴィンテージギターしか使わない派
なのですが、この音色の表現力には舌を巻きました。やっぱりJOHNの弾くエピフォン・
カジノの影響力たるやすごいものがあります。存在感がすごい!一方、ジョージは、
このセッションでは、レスポールでしょうか?熱い温度の高いプレイを見せていますが、
これがまた、ものすごく大きな存在感とキレ味を見せてくれます。まったく凄い音像。
これこそ、全体のボリュームを2〜3db上げた感覚を味わえます。
ロックンロールはこうでなくっちゃ!!!

そしてリンゴのドラムのタイトさ。
多分、キットとしては、あのレットイットビーと同じラディックのメイプルシェルが
使われているようなサウンドだと思いますが、タムタムの響きをミュートする為に
貼られた打面のテーピングのうまさが伝わるドラムのヌケの良さは絶品。
しかも、あの変則なリズム・パターンの中で、ハイハット・シンバルが
これほど高域の気持ちよさとキレ味を伴って歌ったものを
今の今まで聴いたことがありません。
A.ジルジャン製のシンバル、この時代はすごく良いですね。
それがステレオ空間に完璧に表現されています。

しかも、楽曲の 最後のFade Outの最後の最後までクッキリ聞こえます。
ここまでのクリア感は、本当に初めてのことです。

これは、絶対聴くしかないと思います。
すごいBEATLESと 出逢うことになります!!

そう!本当の Meet The Beatles なのです。

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HOLST The Planets / Jupiter / London Synphonic Orchestra

比類なき高解像度と各楽器の超絶なセパレーションが生みだす
ウルトラワイドな空間。見事なパースペクティブ!
壮大かつ雄大な世界!!
奥深すぎて、気絶しそうでした。さあ、聴いてみてください!!!

ホルストの惑星に関しましては、実は気に入る演奏が少なくて、このアルバムに
おけるJupiter「木星」は、某所にトランペットなど金管楽器のミストーンはあるものの
なかなかの名演だと感じて35年ほど聴いております。スコアを検証するときも、
この音源を頼りに譜面を解釈することが多い、つまり隠れた名盤だと感じております。
結果、そこそこのオーディオシステムで聴いてもかなり楽しめるということなのです。

だぁ〜〜が、ですよ。だぁ〜が!!
「Heavens sky」が響かせる「木星」は、全く別物なのでした。

そもそもこのEMI盤の録音状態は、音像空間を少しばかり曇らせる薄いベールのような
何かが音像の前面にあって各楽器の立体感や存在感を少し遠いものにしているんです。
言わば、演奏は実にすばらしいのに クリアな実態感が 味わえないもどかしさがあって
かなりの名演ですが、今まで 円空 の試聴レポートにも載せなかった経緯があります。

ところがですよ!

「Heaven sky」にかかれば、ありゃまあ、その曇り空のベールは完全に剥がれ落ち、
見事なまでの各楽器のパワフルかつ繊細な実態が浮かび上がりました。勿論ですが、
その定位やワイドな周波数帯域は、このケーブルがとてつもないポテンシャルを持って
いることを瞬時に悟らせてくれるものです。とにかく細かいディテールから朗々と歌う
チェロを軸としたあの中間部の有名なメロディー、そして後半のトゥッティー、
フォルティッシモにいたる部分も、最高の分解能と実在感、フレンチホルンの
ボケのないクリアな音像は左側から見事に歌い、トランペット・コルネット、
トロンボーンやスーザホーンの音色とスピードは右サイドからマックスで
ぶっ飛んで再生されます。いやあ、目の覚める、しかも音像の安定感が半端ない。
どんな繊細な音も、どんなパワフルなアンサンブルも、とにかく揺らぎのない
腰の据わった定位で実に克明に音波として表現されます。
しかも、スピーカーから前に飛び出す各楽器の音離れ感と
パワーには耳を疑うほどの感動があります。

これは、最高の「惑星」を聴いていることに間違いはありません!
驚きのダイナミクス!!究極の明瞭度!!
名演はやはり本当に凄かった。


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NATALIE COLE / UNFORGETTABLE 1曲目

聴いた瞬間 瞳孔が開き 耳を疑う超高域の心地よさが!!

こんなウルトラハイを聴いたことがありません!!
天国的な上昇気流でもって 最高の見透しを味わう、
もう、のっけからストリングスのヤバイほどのシルキーな
調べとともに 信じられないほどのエアーの質量が注ぎ込まれます。
ドラムスのブラシ、ハットのバックビートの空気の音まで
こんなにクリアに録音されていたとは。

いやいや、そんなレベルではない。

ウッドベースの驚異的な実態感。
こんなにもスタジオに自然な反射音がウッドベース音にもあったとは!
意外にオンマイクの成分が7割くらいを占めていると思っていたのは
わたくしだけでは無いと思いますが、実は、スタジオ全体のマルチマイク
で拾われたウッドベースの音が隠れていた!!それが見事に表現されました。
音像が2段も3段もワイドに広がったのは、このように各楽器のアンビエント
が、すべて可聴範囲として何も逃さず表現されていることに起因するのです。
どんな瞬間も全く崩れることないすばらしい音場と分解能!!

ヴォーカルに至っては もうこの世のものではない。
極上 なめらかで優美な声質は最高レベルです。今まで聴いたことがありません。
あと驚くのは、あまりにも微細な音が崩れることなく聞こえるので、
歌詞の発音内容の細かなニュアンスがすべて理解できるではありませんか!
これは、全く今までと聞こえ方が違う!!

本当の驚きと魅力は!!

音像・・・所謂 ステレオ空間の中に存在いたします。
つまり、左側に集まったファースト&セカンド・ヴァイオリン群や
ドラムのハイハット(足踏み)、ハープ、など、右側にあるヴィオラ、チェロ、
コントラ、ピアノ、シンバルレガート、そして両チャンネルの間を波打つ
シンバルレガートのリベットによるシンバル残響や、ほぼセンターに位置する
ブラシによるスネアの超高域など、それらの立ち位置、つまり前後
のパースペクティブ(距離感)が 完全に見えてしまう驚異的な空間表現力!!
このソースの録音レベルで、これは驚異的です。

前述の「ホルスト/惑星」でも同様のことを体験いたしました。
つまり、スタジオが巨大で大編成のアンサンブルになればなるほど
その驚異的分解能の真価が発揮されていると感じます。


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RANDY NEWMAN / SONGBOOK 1 1曲目

大編成のオケでは、その驚異的な分解能が、各楽器のセパレーションを
浮き彫りにして、あまりにクリアな夢心地の世界に引き込んだ
孤高のケーブル「Heavens sky」でした。
では、Randy Newmanのようなピアノ & ヴォーカルのみの世界では?

ヴェリーイントロダクション、半秒ほど感じる特に右チャンネルのフェーダーから
立ち上がるおそらくEMTプレートリヴァーブのヒスノイズ。これは、半秒後に始まる
ピアノの素晴らしく自然体の転がる音色にエコーがかかることに貢献しているゆえの
システムノイズ・・・これがイントロダクションだけのものなのです。イントロが終わり
歌の本編に入るピアノ・フレーズがリズムを刻み始める瞬間、このシステムノイズは
スイッチングによりミュートされてなくなります、そして、そこからは、割に短めの
エコーがほんの僅かにピアノにかかるかかからないかのおそらく25畳程度のブースの
残響に変わります。かなりデッドな音響です。そして、いよいよヴォーカルの登場。
これも、ほんの僅か、EMTプレートリヴァーブ系のエコーはあるものの、ほぼオンマイク
の音がフューチャーされています。もう、ゴージャス極まりない時間!
すばらしいの一言です。

更にもっと細かな実況をいたしますと・・・

ピアノの高次倍音が、あまりにも克明に空間に出てきますので、
量感のある低域も本当に締まりのあるタイトな音質で、ピアノが
本当に良質なフルコンであることが実感できるとともに、こんなにも
分解能が高いと、内部和声が手に取るように理解できる。つまり、
ピアニストの方も超ハイレベルで彼がどの鍵盤をどんな力で弾いているか
を、即時に理解できることを意味します。ものすごいですよ、この分解能。

そして、最も驚異的な事はふたつ!!

ヴォーカルの表現力と情報量。
マイクの前の彼の表情が感じられる・・・
WAO!!! 彼の人生が・・・デカダン、人間関係、社交界、彼の住む退屈な世界、
孤独感、絶望感、寄る年波・・・これは、ハリウッド・セレブのブルーズ。
へぇ〜、人の悩みも色々ですねぇ。
いやあ、音楽を通して 心の痛み・乾きが染みてきます。
彼の喉の奥の細かな呼吸の鳴りまで克明に捉えたこの録音は、
実はそれをオーディオ再生できた時点で、彼の人生の一場面に直接遭遇した
感覚を味わってしまうことになりました。共鳴が起こります。
いやぁ〜、ものすごい作品だ、これ。

「Heavens sky」を作るまでは体感として知らなかった。
「セレブの憂鬱」というタイトルの真実のドラマ。

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Debussy La Mer_Detroit Symphony Orchestra_Paul Paray_  /01 Debussy_ Ibéria (Images For Orchestra, a.jpg/
Debussy_ Ibéria (Images For Orchestra, No2) / Detroit Symphony Orchestra_Paul Paray

ドビュッシーの著名な交響曲。
そして、Mercury盤としての超ハイレベルな演奏
さて如何に!?

中でも、このIbériaは、現在のスペインやポルトガルを含むイベリア半島を
題材に インスピレーションを働かせ書き上げたものです。
そして短い時間のうちに比較的展開があり短いシーケンスごとに多様な実に変化に
富んだ楽器のダイナミクスのある複雑な構成のスコアですが・・・

さて、「Heavens sky」 で 試聴すると・・・

なにか、ものすごく精密で濃密で完璧な音楽が目の前に展開されています。
いやいや、解像度 ここに極まる ですね。
ここまでクリアでな解像度とケタはずれの音像と定位を信じがたい忠実性をもって
表出されると、それは、全く未知なる体感に鳥肌が立ちっぱなしになります。

こんなに「爽快感」「流麗な調べ」を体感できたのは 初めてのこと・・・

クラシック・・・
ここまで魅せてくれるケーブルをわたくしは知りません。

こんな演奏を聴いてしまったら、ほんと、
オーディオライフが根底から変わります。

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Kieth Jarret / My Song

演目が始まった途端に気づく 最上級の「品格」の高さ。
何かしら 自分自身の意識が 高みに上昇したようにも感じるほど。

HI-fI という言葉は、実はこういう体験のことを指すのだと思います。

どこまでも深くそして素早い倍音の広がりを感じさせるヤンガリバルクの
カーブド・ソプラノサックス。まるで中近東の民族楽器にも精通するような
独特の音色は、「Heavens sky」によって昇天いたします。

ドラム芸術の天才 ヨン・クリステンセンのシンバルワークの妙は、
余す所なく、しかも決して滲むことなく克明に優しく広がり、
その細やかさに唯々 心の平和を感じざるを得ません。

何よりもキースの鍵盤のタッチの絶妙さは
本当に小気味よく転がる宝石のような音色を持ちます。

知っていましたか?
楽曲の中間部、キースの静かなソロ部分の前半 4小節目のケツで
一発、スイッチングというかコンソール系の電気系統の「パチン」というノイズがあります。
同様にソロに入って14小節目の2拍目あたり、定位の左の辺りに、
誰かが物(小さなパーカッションか何か)を落としたような
いや、多分 位相的にはヨンクリステンセンがフロア・タム辺りで出したような
ノイズ!エコーもかかって「カシュッ」って入っていることを。
その前には、ヤンガリバルクのサックスの吹いていないが指を動かすパペットノイズが
けっこうな音数で確認できますよ。空気の音ですね。
気配が全部出てきます!
おお!って感じ。あの完璧な録音を誇るECMも
わたくしが東京のスタジオでレコーディング時に体感するハプニングと
同様のことが起こっているという 「笑い」 を体験できました。

「Heavens sky」
円空Audio Lab が 製作したにもかかわらず、
そのポテンシャルに 私達は 本当に驚いております。

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Line Cable
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